2022年の法科大学院キャラバンが、4月23日に開催されました。イベントページは こちら から。
法科大学院キャラバンは、法曹志願者が減少していく中で、法曹となることの魅力を伝え、また法科大学院で学ぶことの意義を理解してもらうために、法科大学院協会が主催して毎年開催されています。私は2014年の第1回の企画段階からお手伝いをさせていただき、本年も裏方として仕事をさせていただきました。
法曹志願者の減少は現状では底を打ったとされてはいますが、未だ志願者確保は十分な状態には達していません。一方で、志願者の減少には様々な要因があり、解決のための努力は引き続きしつつも、有為な人材の確保は喫緊の課題です。そのため、関係各機関において、法曹の仕事のやりがいや魅力を伝え、選択肢の一つとして捉えてもらうべく、取組が実施されています。
本年も例年と同様、裁判官や検察官、弁護士などの実務家が登壇し、仕事の多様性を伝える企画となりました。また、法科大学院もオンラインブースを出し、自大学の教育や環境などについて、学生さんに説明する機会を設けました。
オンラインで実施されたイベントは、今年も400名程度の同時接続となり、盛況でした。
イベントに参加された学生さんを中心とした多くの参加者の皆さんに、法律家の仕事の楽しさや多様性が伝わり、法曹を選択肢の一つとして考えていただける一助になればと思うところです。
