本年4月22日、法科大学院協会主催・日弁連共催の法科大学院キャラバン東京会場が開催されました。同イベントは開催10年目を迎え、私はイベント初年度の企画段階から関与してきた思い出深いイベントです。
法科大学院の在学生と教員の対談や法科大学院を修了して実務家として活動している検察官・裁判官の講演、法科大学院出身弁護士による座談会等、法科大学院で学ぶことの意義や法科大学院教育を経て活躍している実務家像を、若い学生さんたちに見てもらうことで、法科大学院、ひいては法曹志望者の増加を目標としたイベントとなっています。
また、第二部として、オンラインブースとして各法科大学院が説明会を開催しているほか、登壇した実務家と懇談する機会も設けています。
法科大学院教育にはまだまだ課題も多く、改善すべき点も多々あるところだと感じています。しかし、法律を学びながら実務に触れつつ、実務家としての素養を養うという法科大学院教育のあり方は、実際に教育を受けた私自身、強く賛同するところです。教育制度及び教育内容の改善に努めるとともに、有意な志望者の増加に向けた取組を続ける必要があるように思っています。
イベントの詳細は こちら から。